レントゲンを撮られないと不安でしょうがない腰痛持ちのあなたへ
羽咋市のたかたはりきゅう接骨院です。
今回のテーマは「腰痛とレントゲン」に関してです。
腰痛になったらとりあえずレントゲンを撮りましょう!!
これ普通だと思いますよね?
実はこの常識は「日本」だけなんです。
世界でレントゲンをもっとも多く撮る事が好きな国は、我が国「日本」なんです。
整形外科に腰痛で受診しに行くと、「とりあえずレントゲン撮りましょう!」って一度は言われたことありませんか?日本では当たり前なこんな病院での会話。
日本ではおなじみなフレーズですね。
腰痛持ちのあなたは知ってますか??レントゲンの怖さを
腰のレントゲンの一回の放射線被曝量は、胸の写真に換算すると150回分に相当します。また、分離症を確認する為に四方向から撮影した場合、卵巣への被ばく量は、六年間毎日、胸のレントゲンを写真を撮った被ばく量に匹敵するのです。
さらに、検査回数や撮影枚数に制限のないCTでは、胸部レントゲンの500倍の放射線を浴びることにになり、1回の全身スキャンで浴びる被ばく量は、原爆の爆心地から3.2キロ離れたところにいた生存者とほぼ同じとされているのです。 (春秋社 腰痛ハンドブック 長谷川淳史著 より引用)
レントゲンを撮られる前にもう1度よく考えてみてください。
果たして、画像診断にその代償の効果はあるのでしょうか?
レントゲンは必要あるのか??
画像診断に関しては、緊急手術を必要とする場合や、重篤な疾患を調べるためにはとても有効です。
この可能性を無くすために医師はレントゲンを撮るのです。
レントゲンが必要な腰痛はたったの◯パーセント!?
実際は、腰痛をお持ちの方で、この様な画像診断が必要な方は全体の5%にしかすぎない事しっていますか?
しかし、日本では医師と患者共にレントゲンやCTを取らなければ不安でしょうがなくなってしまっているのです。
放射線被曝のリスクを上回る利益が無ければ医療行為と言えません。なのに、明らかにリスクが上回る画像診断を乱用しているのが今の日本の医療の現状なのです。
それを、少しでも減らしていくためにはあなた自身がこの様な知識をつけて、自分自身の身を守る必要があります。
「レントゲン撮りましょう!!」
「本当に必要なんですか?」
と言えるだけで、被曝のリスクを減らせるのですから^ ^
どんな腰痛の時にレントゲンが必要になるの?
実は、ほとんどの腰痛患者にレントゲンは無意味なんです
「レントゲンが唯一意味をなす時は、重大な病変が潜んでいいる疑いがあるか、手術を要する切迫した状況の時だけです」
医者が患者を診断する目的は2つあります。ひとつは危険な病気を除外する為、そしてもう一つは患者を安心させるためです。
この目的を果たすために、最重要なツールとして日本ではレントゲンやCTを使用します。しかし、その検査結果によって、歳を重ねるごとに進行する「変形性腰椎症」「椎間板変性」、手術を連想させる「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」などと、診断された患者は安心するどころか不安を強めてしまい、「自分の腰痛は一生治らない」と考えてしまうのです。
レントゲンに異常が!!でも安心してください
上記のような診断がついたところで、実はその画像所見と【腰が痛い】という症状に関しては関係性が認められていないのです!
これは、様々な研究結果から証明されています。
「レントゲン写真で確認できる背骨の異常所見は、必ずしも腰痛と関連しているとはいえず、そのほとんどは単なる生理的変化に過ぎない」
「健常人の椎間板を徹底的に調べたところ、椎間板の異常はごく一般的に見られるどころか、むしろ椎間板変性のある方が腰痛発症率が低い」
「脊柱管の狭さと症状の程度との間には相関関係がない」
つまり、上のような診断をつけられたからと言って、
「その画像診断が原因で腰痛が出ているというのは断言できない」
なので、「こんな診断名がついたから一生腰痛と付き合っていくのね・・」なんて諦める事は絶対にないのです。」
あなたも腰痛でお悩みであれば羽咋市のたかたはりきゅう接骨院へご相談ください。